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謝辞

Thank

はじめに

 LoveLive! Sunshine!! Aqours 6th LoveLive! -KU-RUKU-RU Rock'n' Roll Tour- Sunny StageにてAqoursRainbowにご参加くださった皆様本当にありがとうございました。

 皆様のご協力もありDay1, Day2両日ともベルーナドームに大きな虹がかかりました。

 改めて御礼申し上げます。

今回の活動の動機について

 今回私たちは「Aqoursに最高の景色を会場で参加している皆さんや配信でご覧になっているみなさんと一緒に贈りたい」といういままでの想いに加えて、「おかえりを込めた虹をAqoursに贈りたい」という想いの元、2022年2月5日 19:00より告知をスタートさせました。

 Aqoursのナンバリングライブは前回が2019年の5thライブが最後となってしまい、実に2年半以上も空いてしまったことになります。そして、今回の6thライブでは会場にベルーナドーム(旧メットライフドーム)が含まれており、さらに5thライブからちょうど1000日後という偶然が重なり、「おかえり」の意味を込めた虹を、再び皆さんと一緒に作ることができるのではないかと考えました。

告知について

 告知をスタートさせたのは2022年2月5日 19:00でした。

 最初のツイートをしてから1日で約2000リツイートと約4000いいねという私たちも想像していなかった反響をいただき、最終的に約3200リツイート、約6700いいねまで反響をいただきました。本当にありがとうございます。

 また、告知を開始してから当日会場での告知活動のお手伝いも募集しており、そちらも私たちの想定を超える方々からのお申し出があり、大変助けられました。

 この場を借りて改めて御礼申し上げます。

名古屋公演について

 今回の6thライブは私たちが呼び掛けていた埼玉公演の前に名古屋公演が控えていました。

 私たちも名古屋公演での実施についても検討しましたが、検討した結果今回の6th名古屋公演については告知をしないという形をとらせていただきました。

 しかしながら、実際には名古屋公演の両日で虹が架かりました。名古屋公演については後ほど詳しく述べますが、私たち以外に呼びかけをしていた有志の方がいらっしゃいました。これは私たちも全く予想しておらず、ただただAqoursのファンの皆様に感謝をすると同時に、とにかく驚いていました。

 まず、私たちが名古屋公演について告知をしなかった理由につきましては大きく3つございます。

  1. 告知開始から当日までの期間が無かった

  2. 名古屋公演を告知するリソースが企画内部で確保できないと判断した

  3. 「おかえり」を伝えるのであれば1000日後で、かつ前回の虹を架けたベルーナドームで行うことのほうが意味があると判断した

 以上についてひとつずつご説明いたします。

1: 告知開始から当日までの期間が無かった

 私たちが告知に踏み切ったのは2/5であり、名古屋公演はその一週間後でした。

 過去の有志企画の様子や、私たちの今までの経験上数万人規模の会場で一週間で企画を立案、宣伝したところでうまくいくはずがないと考えていました。告知に必要な画像やホームページ等は完成していましたが、何よりもどの座席を何色にするのかを決定することが一番時間がかかるうえ、どんな人でも一目でわかるような図面や表などを用意する必要があります。それを一週間で行うとなるとかなりの無理があることは明白でした。

 また、名古屋公演終了後に告知を開始することも検討しましたが、埼玉公演に向けた準備期間も考えると、先述の経験などからこの2/5が最後のデッドラインであると判断しました。

2: 名古屋公演を告知するリソースが企画内部で確保できないと判断した

 企画の告知は現状私たちはTwitter上でのみ行っていますが、当日ライブ会場に足を運んでくださる方は全員が100%Twitterをやっているとは限りません。これは当日初めてAqoursRainbowの存在を知りましたという声を前回の5thライブを終えた後からたくさん頂いた経験によるものでした。よって、SNSでどれだけ反応があったところで現地でも何らかの告知活動をする必要があると考えていました。

 

 しかしながら今回名古屋公演の現地会場へ行くAqoursRainbowメンバーは2人のみであり、たとえお手伝いを募集したとしても、当日お手伝いしていただく方々のサポートなども含めると、効率的な告知が不可能であると判断しました。

3: 「おかえり」を伝えるのであれば1000日後で、かつ前回の虹を架けたベルーナドームで行うことのほうが意味があると判断した

 今回のAqoursRainbowが活動した一番の理由になります。

 今回の6th Sunny Stageのベルーナドームは、前回の5thライブからちょうど1000日後であり奇しくも会場も全く同じである点において、Aqoursに「おかえり」を伝えるには十分な要素が詰まっていると考えています。

 

 このコロナ渦において、従来のライブは無くなったといっても過言ではありません。それでもAqoursは2021年の年末ライブで姿を変えずに、むしろ進化した姿で私たちの前に再び姿を見せてくれました。

 私たちファンも応援する人の入れ替わりはあれど、変わらずずっと待っていることを証明するためにはどうしたら具体的に伝わるかを考えたときに、今回ベルーナドームにて再び虹として現れることに意味があるのではないかと考えました。

 以上3点が私たちが名古屋公演について告知をしなかった理由になります。また、名古屋公演では私達とは別にAqours 6th Rainbow 名古屋(@Aqours6RainbowN)様が告知をされていました。改めて御礼申し上げます。

今回のAqoursRainbowを終えて

 改めましてこの度はAqours 6th LoveLive! Sunny StageにてAqoursRainbowを架けてくださった皆様本当にありがとうございました。

 

 ここからは今回、新たに感じたことや気付いたことをお話させていただきます。

1: 企画同士の連携

 今回は当初から私たちとRikochan BEAM!! (@RikoBeam_5th)様でお互いの企画を合同企画として一緒に告知をする形をとりました。これは5thライブやそれ以前の企画の乱立問題を解消するために私たちが前回の謝辞にて記載した内容になります。

必ず企画を立ち上げたい場合は、他にやろうとしている企画者がいないか、その人と協力できないかを模索する必要があるかと思います。

私達は小規模なグループですが、全員それぞれが出来る範囲で協力した事、最後には賛同してくださった全員の協力でこの企画は成功しました。

企画者同士で協力出来なければ、それをやって貰えるファンが協力していただける筈が無いのです。

 

 今回は私たちと全く同じ企画が名古屋公演の前日に立ち上がりました。これは私たちも予期していなかった大変ありがたいことです。結果は名古屋は両日成功し、参加された皆様の感想でも「良かった」等の前向きなご意見が散見される一方で、名古屋公演についての問い合わせや、私たちの知り得ない現地についての問い合わせ内容のDMをいただきました。これについては終演後に名古屋公演企画の方とお話をさせていただき、事なきを得ました。

 企画同士の連携は、参加される方の混乱を防ぐほかにも、このようなトラブルを防止する側面もあります。

2: 始まりと終わり

 今回のAqoursRainbowにおいて一番の気づきは「企画の開始と終了」についてでした。

 頂いたご意見の中に「どのタイミングで終わればいいかわからない」「アンコールから終演まで色を固定されるのは不本意である」などといったものがありました。

 告知初期段階ではツイートとホームページの企画ページに掲載していましたが、企画の開始と終了についてのツイートは、文字数の関係上リプツリーにぶら下げる形でツイートしたことにより、親ツイートがどれだけ伸びてもそこまで見てくださる方がこちらの想定よりはるかに少なかったことがわかりました。ホームページでの掲載もそこまで目にとめていただける方が少なく、「アンコールで虹を架ける」という認識が広まった結果になりました。

 また、前回の5thライブをご存じの方はわかるかと思いますが、アンコール曲がユニットで始まったことにより最後まで維持するような意識になったということも少なからず影響していたと考えています。

 同じ企画が名古屋で行われた際に、虹が終わるタイミングとなるMC時、小林さんの「そのままにしてていいよ」という言葉もいつ終了するかのタイミングをずらす事となった事を記憶しています。とても嬉しい言葉と同時に「いつ皆さんが元の色に戻すか」が課題となりました。名古屋Day2のアンコール後の曲中、逢田さんが「好きな色に戻してもらおうよ」と言っていただいた事で各々が好きな色に戻す事となりました。

 結果的に名古屋Day1では最後まで虹が維持され、名古屋Day2ではSUKI for you, DREAM for you!以降で会場全体にメンバーが広がり、それぞれの場所でメンバーカラーの海が出来ました。

 現状AqoursRainbowはアンコール後一曲目は虹に、二曲目以降は各々が好きな色を振る状態になっています。

 伊波さんが言う様にライブは生ものです。(Aqours 1st LoveLive! 参照)虹のその後に関して、始まりと終わりは5thと6thでライブ中に自然発生的に変化していきました。

 私達は今後もサイトなどで、私達がお願いしていた虹の始まりと終わりについては掲載していく予定です。しかし、アンコール中に作られるAの文字や4thでのダブルアンコールなど、その場その場で「みんなで」形作られた物もまた良いのではないかと思っています。

3: 憧れの実現と実行する意義

 今回のAqoursRainbowでは非常に興味深い傾向が観測できました。

 AqoursRainbowに対する憧れを持たれている方々が一定数いる一方で、AqoursRainbowを5thのみで留めておきたいという考えを持たれている方も一定数いらっしゃるということでした。

 これは完全に私たちの推察ですので、各個人の本心までは推し量りかねますが、前者は5th現地でライブに参加出来なかった、または6thが初めてのライブで、この光景をみんなで作りたいという想いが多く、後者は景色が綺麗かどうかよりも、Over the Next Rainbowという映画の副題を軸にしたセットリストや、映画の表題曲のNext SPARKRING!!をあの虹の中で歌った5thというAqoursRainbowにおける付加価値的要素を評価してくださっている方が多いと思われました。

 

 今回のAqoursRainbowについては、私達はAqoursに最高の景色をみんなで作るほかに、Aqoursに「おかえり」を伝えるという新しい意味も考えていました。

 これについて、私たちが告知をスタートした瞬間や、名古屋公演、埼玉公演が終了した後の感想ツイートなどでの皆様の反応、また名古屋Day1での降幡さんの涙や小林さんの言葉が今回の企画に対しての答えだと思っています。

 

 また、今回企画のお願いをするため、お手伝いのお願いのツイートをした所、沢山の方が手を挙げて下さり、とても嬉しい事に総勢約40名の方にお手伝いいただいた形となりました

 感染対策も徹底していた事から、お手伝いが面倒な形となってしまったにも関わらず、快く了承していただいた方も沢山いらっしゃいました。その中で多くの方から「5thでの光景、みんなで共有出来て本当に良かったです、またやりましょう!」という意見を沢山いただきました。

 本当に、本当に嬉しい言葉であり、このコロナ禍で出来ない事も多くはありましたが、一人では出来ない事も、キャストやスタッフさんを含めた沢山の「みんな」と一緒に出来る事がある事を再認識しました。

 前述した通り、沢山の意見はあると思います。しかし、「またやりたい!」と思っている方も多くいる事を知り、今回「虹をかける」お願いをする意義は大きかったと考えています。

有志企画をするにあたって

 昨今のラブライブはライブの本数が落ちることを知りません。グループは増えていきライブの頻度も格段に増えています。それに伴ってライブ中の有志企画をこれから立案される方が現れることがあるかもしれません。

 これからお話しすることは私たちAqoursRainbowとしての一つの考え方であり、これがすべてというわけではありませんが、有志企画を立案することは、決して間違ったことではありません。完成すればどれも圧巻の景色を作れることは前回の5thライブ、そして今回の6thライブ名古屋公演、埼玉公演に参加された皆様なら感じ取ることができたのではないかと思います。

 もちろん、ラブライブ!以外のコンテンツでこのようなことに参加された経験をお持ちの方も、同じような感想を抱かれているかと思います。

 

 しかしながら、今も昔も企画を行うことは簡単な事ではないことは変わりありません。実際に今回私たちが活動している間や、この謝辞が書きあがるまでにも有志企画が立ち上がり消えてしまっているのを私たちも知っています。

 

 有志企画でキャストに感謝を伝える方法は、フラワースタンド(現在は制限されていますが...)や寄せ書き、イラスト、SNSでのハッシュタグ企画など様々ありますが、特にブレード企画を含めた有志の企画は、ライブに参加している皆で作るものであり、様々な事を考慮したり、汲み取る必要があります。

 ブレード(ペンライト)を使うのがその日が初めて、公式でないキングブレードしか持っていないという人、その日が初ライブであり、色替えはもとい、皆さんなら知っている暗黙の了解も何もわからないという方もいらっしゃいます。ラブライブ!のライブに慣れてる人でも、色を変えるより曲に集中したい、キャストに集中したいという方もいらっしゃいます。

 

 それらを踏まえた上で、皆さんがどうしたら楽しく参加できるかを考えることで、ライブ中の有志企画はもっと良くなると考えています。

おわりに

 今回、AqoursRainbowを再度やりませんかと呼び掛けて実行に移しましたが、改めて有志企画の難しさを実感しました。また、それと同時に改めて気付く点もたくさんありました。

 今回虹が架かった事、私たちに新たな気付きを与えてくださった事も、参加してくださった皆さんのおかげです。

 本当にありがとうございました。

 もしこれからAqoursに限らずラブライブの他のグループや全く違うコンテンツや現場において有志企画をやろうと考え、困難に感じることがありましたら、直接お手伝いすることは難しいですが、今回の私たちの謝辞や前回の5thライブの謝辞から何か一つでも感じ取っていただければと思います。

 最後になりますが、私たちの根底にあるのは「Aqoursを含めた皆でラブライブを、ライブそのものを楽しみ、その上でAqoursの皆に最高の景色をみんなと届けたい」ということです。

 前回の謝辞の末尾にも書きましたが、Aqours をもっと色々な人に知ってもらえるようキャストや運営の皆様が頑張っている事を、ライブを通して私達ファンも、こんなに綺麗で楽しい事が出来るんだぞ、という事をAqours を知らない人にも知っていただきたいと思っています。

 そしてこの虹をきっかけに更にAqoursをはじめ、ラブライブ!シリーズと沼津を応援していただける人が一人でも多く増えたらと思います。

 今回のAqours 6th LoveLive! でのAqoursRainbowの活動はいったん終了となります。

 またどこかの機会でまた皆さんとAqoursで虹を架けられる日が来ることを夢見ています。

 ライブに参加していただいたみんなと、告知に参加していただいた方、Aqoursに関わるすべての人に感謝を込めて、筆を置かせてただきます。

 9人のAqoursと10人目の「みんな」と一緒に

AqoursRainbow一同

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